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60mmフラットサイドクランクを自作|ウェイト配置と下地コーティング

今回は、60mmサイズ(リップを除く)のフラットサイドクランクベイトを製作していきます。

ボディには5mm厚のバルサ材を使用しています。

ハンドメイドルアーは、同じ形に作ったつもりでも、ウェイトの位置やラインアイの位置、ボディの削り方などで泳ぎに違いが出ます。

今回は数個を同時に製作しながら、ラインアイの位置などを少し変えて、完成後のアクションも比較してみました。

この記事では、ボディとウェイトの仕様、ラインアイ位置の違い、HMKLのセルロースを使った下地コーティング、サンディングまでを紹介します。

60mmフラットサイドクランクを製作

今回の主な仕様は次の通りです。

・タイプ:フラットサイドクランクベイト
・ボディサイズ:約60mm(リップ除く)
・ボディ材:バルサ 5mm
・内部ウェイト:6mm玉+7mm玉
・内部ウェイト重量:約3.4g
・ワイヤー:硬質ステンレスワイヤー 0.8mm
・下地コーティング:HMKL セルロース

最終的な重量には、ワイヤー、セルロース、塗装、トップコート、リップ、フックなどの重量も加わります。

ハンドメイドの場合、単純にウェイトを重くすればよいわけではなく、ウェイトを入れる前後位置や高さによって浮き姿勢やアクションも変わります。

今回は約3.4gを一つの基準として製作しました。

内部ウェイトは6mmと7mmの玉を使用

内部ウェイトには6mmと7mmの球状ウェイトを使用しています。

2つを合わせた重量は、おおよそ3.4gです。

ここにワイヤー、下地コーティング、塗装、トップコート、フックなどの重量が加わって最終的なルアー重量になります。

ハンドメイドルアーでは、ウェイトの重さだけでなく入れる位置も重要です。

前後位置や高さが変われば、浮き姿勢や泳ぎにも違いが出るため、今回はこの仕様を基準にして完成後に確認してみます。

ラインアイ位置も少し変えて比較

ボディ形状は基本的に同じですが、フロントのラインアイ位置を少し変えた個体も作っています。

クランクベイトは、ラインアイとリップの位置関係でも水の受け方が変わります。

実際に完成後に泳がせて比較したところ、今回製作した個体では、ラインアイをリップ側へ近づけた方がタイトなアクションになりました。

これは自作して実際に比較してみて分かった部分です。

同じボディでも、ほんの少しラインアイの位置を変えるだけで泳ぎの印象が変わるので、こうした細かな調整を試せるのはハンドメイドルアーならではの面白さだと思います。

セルロースで下地コーティング

ボディ成形が終わったら、塗装前の下地作りに入ります。

現在はセルロースへのドブ漬けコーティングを繰り返しています。

私の場合は、

3回ドブ漬け
↓
サンディング
↓
再び3回ドブ漬け
↓
サンディング

という流れで作業しています。

この工程は地味ですが、完成時の見た目にかなり影響する部分だと感じています。

サンディングは塗装前の重要工程

個人的に特に重要だと感じているのが、ドブ漬け後のサンディングです。

下地の表面に凹凸が残ったまま塗装してしまうと、その凹凸が塗装後にも残ってしまいます。

そのため、塗装前の段階でできるだけ表面を滑らかにしておきます。

「ツルツルになるまで整える」というくらいの気持ちで、焦らず少しずつ仕上げています。

手作りの段ボール乾燥スペース

セルロースを塗布した後は、自作した段ボール製の乾燥スペースに吊るして乾かしています。

専用設備ではありませんが、ルアー同士が触れず、乾燥中にほこりなどが付きにくい環境を作れれば十分使えます。
こうした道具を身近な材料で工夫して作るのも、ハンドメイドルアー製作の楽しみの一つです。

今回のまとめ

今回は60mmフラットサイドクランクベイトの、

・内部ウェイト
・ラインアイ位置の違い
・セルロースによる下地コーティング
・サンディング

までを紹介しました。

完成までにはまだ工程がありますが、塗装前の下地作りは仕上がりを左右する大切な部分です。

少し時間はかかりますが、ここを丁寧に作業して次の工程へ進めたいと思います。

次回は、ワイヤー成形に使っている自作治具や、その後のサンディングについて紹介します。

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