今年の3月に充電式エアブラシを購入して色々と試してきましたが、以前購入したモノだとどうしても厳しい壁にぶち当たりました。
塗装するだけであれば恐らく十分な性能だと思いますが、ルアー製作する上でどうしても対応しないといけない壁がありました。
参考充電式エアブラシを使ってみたら、相当ヤバかった(;゚ロ゚)
RAYWOODさんのエアブラシを購入後使用感について書いてみました。
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ルアー製作の最大の壁!!!
技術の進歩が日々すごく、日本だけで鳴く海外のYouTuberを見ると色々な塗装技術を披露しています。
ですが、最後はコーティングを行います。
そう、そのコーティング。
セルロースセメントを塗布するに当たって、以前購入していた充電式エアブラシだとニードル径が0.3mmのものしかなくこれだと、かなり薄めないとノズルで詰まってしまい上手く塗布することが出来ませんでした。
ですが、薄めすぎると何度も重ね塗りをしないといけない手間が発生し、かつミストが安定しなかったりします。
そのコーティング塗布が充電式コンプレッサー一体型エアブラシの最大の壁。
圧力がもっと高ければ、勢いよく吹き付けることが出来ますが、充電式コンプレッサーのため、性能限界に達しており残念ながら、難しい状況。
そのため、粘度が高いとエアブラシの吐出量が負けてしまい、ノズル内で詰まる不具合が発生させました。
これで全て解決!
色々と調べた結果、これに行き着きました。
RAYWOOD製 PROFIX TR-02 PRO
値段は、RS-1より高くなりますが、これの良いところは、ニードル径を変更することが出来ることです。
アフターパーツとして、ニードル径が豊富で0.2から0.5mmまで設定があります。なので、ニードル含めて購入すると1万円を超えてしまいますが、家庭環境的に屋外でやる場合は、これが現状最善と思われます。
ということで、
結果、ポチッと購入してしまいました。
前回記事でも書かせて頂きましたが、エアブラシとコンプレッサーをそれぞれで用意すると、安くても2~3万円くらいの初期投資が必要とします。作るモノはどういった目的と考えた場合やはり、ハンドメイドルアーを作りたいけど初期投資は抑えたいとなると、この商品が最善策となると思います。
RS-1とどこが違う?
私も正直この違いは何があるのか、価格も約1000円差。コンプレッサーのどこか違うところがあるのだろうと思い、HPや問い合わせなどした結果、コンプレッサーの性能の違いは無いと言うことでした。
・コンプレッサー仕様比較
RS-1 | TR-02 PRO | |
---|---|---|
最大圧力 | 0.12MPa | 0.12MPa |
充電時間 | 60ー90分前後(充電環境による) | 60ー90分前後(充電環境による) |
連続使用時間 | 30ー40分(負荷による) | 30ー40分(負荷による) |
本体重量 | 220g | 235g |
スイッチ仕様 | 圧力感知式 | 圧力感知式 |
・ハンドピース仕様比較
RH-01(RS-1) | TH-C01(TR-02 PRO) | |
---|---|---|
重量 | 84g | 109g |
ノズル対応口径 | 0.3mm | 0.2~0.5mmに対応 |
カップ容量 | 7cc | 9cc |
コンプレッサーの基本仕様の違いを探すと重量のみでした。
外観形状を見てもらうと形は一目瞭然で異なります。
見えない何かに違いがあるか問い合わせしたところ、一部パーツに金属部分に変更して溶剤に対する耐食性能、強度アップを図っているようです。 やはりコンプレッサーとしての基本スペックには違いがなさそうです。
商品内容チェック!!
梱包内容は以下の通りです
- ハンドピース (ダブルアクション式)
- 充電式コンプレッサー
- 脱着式充電バッテリー
- USBケーブル
- スポイトやレンチ等の小物
- ハンドピース接続部品
- 洗浄ツール
- 説明書
RS-1同様に充電ケーブルはありますが、アダプターは入っていません
外箱の中に2段になって収納されております。
RS-1と基本同じ内容ですね。
RS-1とTR-02を使い比べてみて
数回ではありますが、使ってみての違いは2点
1.重量違いによるバランス
2.分解メンテナンス
正直この2つくらいしか今の所感じることはありませんでした。
TR-02を用いて塗装したルアー
重量バランスは良くなった
初めに持って感じたのは、あれ?なんか軽くなった?? と錯覚致しました。
改めて個々の部品を持ち比べたらやはり、TR-02の方が重かったので何でかな?と考えたところ、コンプレッサーもハンドピースもどちらも重量アップしていますが、特にハンドピースの重量比1.3倍です。数値だけ見ると重くなっているだけですが、悪化しているように見えますが、使ってみて2点改善されたと感じました。
1重心がハンドピース側に近づいたことで、ぶれにくくなった。
2重心が手元に近づいたことで、持ち重りが感じにくくなった。
分解メンテナンスはRS-1より少し複雑に
これに関しては、RS-1と比較すると部品点数が増えてしまっているので、少し手間がかかりますが、下の公式動画と同じ部品点数なので逆に分りやすくなったかもしれませんね。
なので、この動画の通りやれば不安無しです。
アウターサービス対応は、同じく最高水準
こちらは、RS-1同様1年保証があるため、安心して使えます。
電化製品、初期不良や偶発故障は、起きるモノなのでこれは凄く助かります。
Amazonで他の充電式エアブラシを見ると半年、数ヶ月とかで壊れた、という口コミが散見します。
購入して数回で壊れたとか、正直ショックが大きいですからね。
こういうのは保証があることと、販売が日本であることは重要ですね。
何かあったときのメールでの対応が早いし、困っていることの理解も早い。
まとめ
エアブラシを使ってどれだけの作業を行う予定なのかで、RS-1、TR-02を選択するのが良いかと思いますが、悩んでいるならTR-02をオススメします。
目的と意思を明確に出来ているなら良いですが、実際使ってからやっぱりノズル径0.3mmだと厳しいとなると勿体ないことになってしまいます。
なので、これからハンドメイドルアーを作ろうとしている人で、コーティング含めてエアブラシでやりたい人は、TR-02と別売りのニードル径0.5mmをセットで購入しましょう
後々で、困るくらいなら先行投資した方が後悔が無いです。
充電式エアブラシは、探すと色々とあります。レビュー動画もそれなりにあります。自分のスタイルにあいそうなもの探してみてください。
もし、質問などあれば、コメント欄に頂ければ分かる範囲で答えますので気軽にコメントをどうぞ^^