極まれに、移動中であったり、車内への上げ下ろしの時に、うっかりぶつかって割ってしまうことはあるのではないでしょうか。
そんな私も車の中に入れて移動中に揺れて当たり所が悪く粉々に割れてしまったことがあります。
始め見たときは焦りました。。。
さて、どうしたものか。。修理店へ送れば交換してもらえるようですが、近場にはなく、エレキを送るとなると、送料がまぁまぁかかるので。ネットで調べると、部品単品で購入できることがわかりました。せっかくなので、自分で交換することを選択。
ネットで調べると簡単なように書かれていますが、途中難解な箇所がありました、おそらく年季の入ったエレキだったからですかね。。
では交換完了までを伝えていきます
部品購入
単品部品は、千葉県にある、SUBUROKUさんより購入させて頂きました。
こちらは、エレキの修理や配線、改造などエレキ関連に大変詳しく、また相談などのレスポンスや作業もとても早くてオススメのお店です。
関東首都圏の方で探していたらこちらにお問い合わせしてみてください。
購入したものはこちらです
インジケータ単品の他にスプリングと金属製のワッシャーのようなものが入っております。
エレキの分解
次に部品交換のためエレキのヘッドカバーを外します。
絶対にやってはいけないこと。ねじのサイズと異なるドライバーを使うことです。
差し込んでみて、ガタが絶対に無いサイズで使ってください。 ガタがある状態で作業すると、削れてしまい、溝がなめてしまいネジが使い物にならなくなります。絶対に注意を
ピンボケしてしまっていますが、全部で3カ所のネジを外します。
カバーを外すと内部はこのようになっています。 インジケータの裏側に歯車のような部品が組み込まれていて、ヘッド内部の歯車とかみ合いプーリーと呼ばれる部分にフットコンのワイヤ2本が回すことで、エレキのシャフトとともに歯車が回転して、インジケータが方向を示している構造になっています。
次はヘッドカバーからインジケータを外して作業になりますこの後が、大変でした。。。
インジケータ解体
簡単だと思っていた作業 ここが一番の正念場でした。
インジケータ裏側部を拡大します。
黒い歯車の樹脂部品は、インジケータ内部にささっております。
??歯車がインジケータに刺さっているだけ?じゃあ簡単に脱着できるし楽じゃん、と思ったあなた、私もそう思いました。
恐らく、比較的新しいものであれば楽だと思いますが、年季の入ったものは、残念ながらここからが苦難です。
何が苦難かといいますと金属ワッシャーはバネのようなインジケータが飛び出さないように締めています。そのためか、インジケータの筒の樹脂が縮まって黒い歯車と密着状態になっていました。
なので、手では黒い歯車の樹脂部品が外せなく。また、インジケータ単品にはこの黒い歯車の樹脂部品は入っていませんので、破壊することは出来ませんでした。
しかも、金属のワッシャーバネですが、ただの鉄ではなく、弾力性能ある、ステンレス鋼のようで、ニッパーなどのありものでは簡単に破断できませんでした。 じゃあどうしたか。
一旦インジケータをぶち壊しました。
金属ワッシャーをニッパーで永遠とすこしずつ、切断してしました。 でやったー 切断できた💦と喜ん打ら今度は、黒い歯車の樹脂部品とインジケータの赤い筒の樹脂部が取れません。経時劣化で固着してしまったようです💧
どうしたかといいますと、ルーターで赤い樹脂部を少しずつ削っていき、切断しました。
結果は以下です
ようやく、黒い歯車の樹脂部品が取り外せました。ここまでの作業おおよそ2時間(笑)
金属部品が簡単に切断できればかなり短時間でできましたが。。。
分解が終わったら次は、この世代のモータガイドエレキ固有の作業です
インジケータ加工
以下の画像にある白い大きな筒状のインジケータとは別体になっている部品ですが、こちら新品を組み込むと旧型品では干渉する部分があります。なので、一部を加工する必要が出てきます。
判りづらいのですが、左が加工後 右が加工前のものです。加工しないと、電源ケーブルと干渉して、ケーブルの破線に繋がりますので、必ず当たらないように削ってください。
後は、組み立て作業になります。
インジケータ組み立て
分解したときと逆の手順で組み立てていけば完了です
スプリングとインジケータは下記左写真のように置き、金属のワッシャーバネを刺していきスプリングを抑えます。その後に、下記右写真のように黒い歯車の樹脂部品をインジケータの穴に溝に合うように差し込んで完了です。 歯車部分の摩耗提言のためグリスを塗布しておくと良いと思います
エレキ組み立て
最後にヘッドカバーを取り付けて交換の完了です。
以前のものは矢印の白い部分が剥がれていたので、新しくなり気分は高揚しますね
最後に
このように自分で整備することで、愛着がわき、ものを大事に使おうと気づかされますね。特にエレキは大変高価なものですので、適宜メンテナンスはやった方が良いと思います。
自分で出来る範囲のメンテナンスや交換なども今後載せていきますので、これからも宜しくお願いします。
最後までありがとうございました。